茨城県西部医療機構では、2025年4月に「ちくせい総合健診センター」を開設しました。
病院とは別棟で、人間ドックや各種健診のために専用の問診室、検査室、休憩スペース等を完備し、ゆったりとした雰囲気の中で検査を受けていただけるようにしています。これまでの健診センターよりも施設・人員をさらにパワーアップして皆様の健康維持と向上に寄与することを目指しています。
当センターでは、人間ドック(基本コース)、脳ドック、婦人科検診、乳がん検診、CT検診、その他のオプション検査等を通じて、生活習慣病の予防、疾病の早期発見と改善、がんの早期発見に取り組んでいます。人間ドックでは、医師や保健師による面談を通じて、疾病予防の指導を行います。
異常が見つかった場合は、必要に応じてかかりつけ医や隣接する西部メディカルセンターの専門診療科への紹介も行っています。
脳ドックでは、撮像したMRIや頸動脈エコーを用いて説明し、必要に応じて脳梗塞などの脳神経疾患の予防法、治療方針についてもご指導していきます。
近年の新規抗がん剤、放射線治療、手術法の進歩などにより、治療成績が向上していますが、やはり早期発見・早期治療が治療成功の鍵です。定期的な人間ドックや健診を通じて、早期発見に努めることが重要です。
病気を治す時代から、予防する時代へ。
皆様の健康寿命を延ばすために貢献していく所存ですので、当健診センターを有効活用ください。
ガンのリスクや成人病、死亡率の高い病気を発見するために、各種オプション検査をご用意しております。
ご不明な点がございましたら、 茨城県西部メディカルセンター (直通)へお気軽にお問合せ下さい。
0296-24-9135当院の人間ドックは基本検査を網羅していますが、
受診者様が自由に気になる検査を追加出来るように選べるオプション検査を用意しています。
疾患によっては、遺伝性・家族性の可能性がある疾患があります。
親・兄弟が病気になった場合、その病気を検査するという選び方をするのは、効果的なオプション検査の選択方法の1つとなります。
オプション検査の選び方として年齢での選択という方法があります。
40~50代からがんの発症リスクが上昇し始めます。
日々の忙しさも高まる年代ですから、ストレスや生活習慣のみだれから、生活習慣病も気にする年代でもあります。
60代以上は、脳血管疾患のリスクが高まります。
基本的な検査に加え、脳卒中や心臓病を検査することが重要になってきます。
よく、どこどこが痛いから、調べてみたいとおっしゃる受診者様がいらっしゃいます。これは危険です。
健診は痛みが出る前の段階の検査になります。痛みがある場合は、外来を受診して頂くことになりますので、気になる程度でしたらいいのですが、痛い場合は専門の医師への受診をして下さい。
一般的には、生活習慣病や・がん・などの発症リスクが高くなるとされていますので、
40代以降は、毎年人間ドックを受診するのが望ましいです。
また当院でも40歳以降は、毎年受診されている方が多いです。
しかし、疾患の発症リスクが低いと考えられる30代だとしても、生活習慣によっては人間ドックを考えることも重要です。
生活習慣病のリスクが高い状況であれば、定期的な人間ドックも検討する必要が出てきます。
定期的に受けている場合、やはり同じ病院で検査した方が、前回のデータと確実に比較が出来るのでより変化が明確です。
前回とどのように変化しているか、という観点は検査では非常に重要で、検査担当者もかならず前回データを確認しています。見逃しを防ぐためにも、同じ病院での受診は有効です。