地域医療連携部とは
地域医療連携部は、外来受付や相談室のすぐそばに位置しています。
こちらの部門には、医師1名、看護師3名、医療ソーシャルワーカー6名、事務職4名が所属しています。
地域医療連携部の主な仕事は、以下の3つの分野に分かれています:
- 地域医療連携:他の医療機関から紹介された患者さんが当院で診察や入院を受ける際の窓口業務を担当しています。
- 入退院支援:患者さんが安心して入院治療を受けられるようサポートし、適切なタイミングで退院できるように調整します。自宅への退院が難しい場合は、転院や入所先の手配をさまざまな専門スタッフと連携して対応します。
- 患者支援:入院や外来受診に関する経済的な問題、在宅療養や介護サービスの選択についての相談を受け付けています。また介護保険の申請やケアマネージャーとの連携もお手伝いしています。
少子高齢化を見据えて厚生労働省は2003年から「地域包括ケアシステム」の導入を進めてきました。これは地域内(中学校の学区ほどの広さ)で医療、介護、生活支援のサービスを一体的に提供することを目指しています。当院はこのなかで地域医療支援病院として、医院や施設からの紹介、救急車、大学病院や高度急性期病院からの患者さんを受け入れる役割を担っています。当院は「急性期病床」として一般的に2週間程度の入院治療が標準です。そのため治療が進むにつれてリハビリや長期の療養が必要となった場合には、「回復期」や「慢性期」の病床を持つ他の病院へと治療を引き継ぎいたします。
地域医療連携部は、こうした患者さんの受け入れや治療の引き継ぎを総合的に支援しています。
地域医療連携部 部長 近藤 匡
地域医療連携部組織
地域医療連携部 部長
氏名 | 近藤 匡 |
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役職 |
副病院長 |
専門分野 |
一般外科、消化器外科、胆肝膵外科、消化器化学療法、 |
専門医 |
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地域医療連携室
地域医療連携担当:ソーシャルワーカー(社会福祉士)、事務職
患者総合支援室
入退院支援、相談援助担当:ソーシャルワーカー(社会福祉士)
入院支援担当:看護師