診療科について
地域の医療機関と密な連携を図り、皮膚科と形成外科とが協力して外来及び入院診療をいたします。
形成外科領域においては、整容的、機能的どちらも双方を改善させることのできる医療を提供します。外傷や手術痕に伴うケロイド、肥厚性瘢痕に対して積極的な加療を行います。熱傷、切断指、顔面外傷などの救急疾患に対して可及的な対応を目指します。紹介患者(粉瘤、ほくろなどの腫瘍、陥入爪、傷跡、熱傷瘢痕、加齢に伴う眼瞼下垂など)を積極的に受け入れ、加療いたします。
眼形成専門外来(まぶたの専門外来):完全予約制
当院形成外科では毎月第2月曜日(祝日の際は変更有)に、眼形成外科を専門とする元日本医科大学武蔵小杉病院形成外科教授である村上正洋先生による眼形成外科外来診療を行っております。
眼瞼(まぶた)の疾患の代表としては第一に眼瞼下垂症があげられます。
眼瞼下垂とは様々な原因によりまぶたが下がることで視界が狭くなりモノが見えにくくなる疾患です。その他におでこのしわ、頭痛・肩こりなどの症状を引き起こすこともあります。
原因としては先天性(生まれつき)、後天性に大きく二分され、後天性は加齢性、内科的疾患、腫瘍、外傷、コンタクトレンズによるものその他があります。
次に下眼瞼(下まぶた)の疾患で生まれつきの睫毛内反症(逆さまつげ)、加齢によりまぶたが内側へ向いてしまう眼瞼内反症があります。どちらもまつげが眼球にあたることでゴロゴロ感や充血等の症状が出ます。
いずれも手術により改善が期待できる疾患であり、疾患・症状により異なった術式を選択しております。また、上記は保険適応内の疾患であり保険診療となっております。
専門外来受診をご希望の方は第2月曜日の予約をお願いします。
また、火曜日・木曜日・金曜日午前中に通常形成外科外来(医師:高橋)を行っておりますが、そちらでも診察は可能です。必要に応じ眼形成専門外来での診察予約、または眼形成手術枠での手術を予定いたします。
眼形成専門外来・手術
第2月曜日(祝日を除く)
- 外来:9時15分から11時30分
- 手術:11時30分
村上正洋医師ウェブサイト
視機能と整容の両立を目指して、形成外科医が眼科で行う眼瞼手術
スタッフ
診療科長
氏名 | 高橋 典子 |
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役職 |
医長 |
専門分野 |
形成外科全般 |
専門医 |
日本形成外科学会形成外科専門医 |
外来スケジュール
外来担当医表からご覧ください。