診療科について
子どもに多い感染症(肺炎・気管支炎、上気道炎、胃腸炎)やアレルギー、気管支喘息、川崎病等の一般小児疾患に対応しています。地域唯一の入院病床をもつ小児科として紹介患者を受け入れ、状態が安定した場合には地域かかりつけの先生へ積極的に逆紹介いたします。悪性疾患や高度医療を要する場合には、大学病院やこども病院等に紹介し、連携して治療を行います。医師会と連携し、予防接種(接種要注意者を含む)、乳児健診も行っています。
小児の発達・てんかんに対しては、保健師・養護教諭等との連携を図り、専門外来として取り組みます。心雑音や学校心臓検診で精査が必要と判断された場合には、小児循環器専門医(非常勤)が精査を行います。
地域の重度心身障害児に対するレスパイト入院を行っています。筑西診療所と連携し、小児在宅医療にも取り組みます。
筑西市、桜川市、下妻市にお住まいのお子様(生後6か月から中学校就学前まで)に対する病児保育も小児科が責任を持って取り組んでいきます。
どんな病気を診れるのか
- 感染症(肺炎・気管支炎、上気道炎、胃腸炎)
- 気管支喘息
- アレルギー
- 川崎病
- てんかん
- 熱性けいれん
- 発達の遅れ
- 発達障害
- 小児心身症
- 食物経口負荷試験
- 糖尿病
どんな治療を行うのか
点滴
感染や発熱、吐き気で十分に食事が取れないとき、脱水状態にある場合などに行います。低血糖といって血糖値が下がりすぎた場合には、糖の入った糖液を点滴することで、改善します。感染症に対する抗生剤や、気管支喘息発作に対する治療薬を投与する場合もあります。とはいえ、痛みを伴う処置ですので、必要以上には行いません。原則としてお子さんでは入院の上で行います。
吸入
気管支炎や肺炎、気管支喘息の患者さんの発作時に気管支を広げたり、喀痰を出しやすくするために行います。使用する薬剤によっては、一定時間を空けて再度行います。
浣腸
おしりから浣腸液を注入し、便を出す方法です。便を出すことでお腹の痛みがよくなることがあります。また、浣腸をして便の状態をみることもあります。
酸素療法
酸素不足によって起こる身体機能の低下を改善するために行います。透明なマスクやカニューレといった器具を用いて酸素を吸入します。
スタッフ
診療科長
氏名 |
高田 結 |
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役職 |
部長(筑波大学教員) |
専門分野 | 小児神経 |
専門医 |
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医員
氏名 |
髙橋 正子 |
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役職 |
医員 |
専門分野 | |
専門医 |
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外来スケジュール
外来担当医表からご覧ください。